50代のわたしの母親は今年79歳。
一昨年までは仕事をバリバリこなし、負けん気の強い若作りのババアでした。
そんな母ですが、昨年から急に介護寸前という状態になりました。
そんな母を見てて 今思うことを書いておこうと思います。
毒親卒業その後
繰り返して書いていますが
わたしのは母は毒親でした(毒親です、変わっていません)
▼こちらに毒親記事を集めてるので ご興味のある方はどうぞ。
毒親から卒業してしあわせになる|ゆるはぴ (koto6.com)
現在は自力で回復して 母親との関係は良好です。
もちろん、それは簡単なことではありませんでした。
今回はその後の現在の話です。
元気で勝ち気な母親が病気になったら
あんなに元気で若作りで(笑
気の強い母が昨年、癌を患いました。
元気なうちは強いよ。
でもボケたり、病気したら
変わってくるわよ。
そんな風な話をよく聞きますが 母もそうでした。
最初のうちは初回の治療を終えただけで(髪もありました)
仕事復帰する!
とコロナ禍で言い出し、家族全員慌てたものでしたが
(毎回お騒がせなバアさんです)
治療で髪が無くなり、食べれなくなり・・
見た目はすっかりおばあさんというか おじいさん・・・
・・・
こんなに変わるものなんですね。
久しぶりに母を見た人は誰だかわからないほど。
今はすっかり
やる気がなくなったみたいです。
わたしが40代のうちにやっておいて良かったこと
それは母との関係の修復です。
母が60代で入院した時は ほとんど見舞いに行かなかった。
実は母が60代の頃に
大きな怪我をして入院しましたが
わたしは母のことが大嫌いで、
すごく憎んでいたので
病院へは1度しか行かなかったのです。
わたしは 40代の半ばにやっと毒親から開放されました。
その頃は顔を見るだけでも嫌だった。
同居してるのにも関わらず、面倒を見ませんでした。
冷たいかもしれませんが
わたしはそれ以上に冷たい仕打ちをされていたという気持ちから
とてもいたわる気持ちにはなれませんでした。
憎くて世の中で1番大嫌いなひとだった。
病院へは妹も来ていったという話を聞いて
面倒に感じながら義務的に行ってきただけ。
顔を見て言葉も少しだけ交わしさっさと病室を後にしました。
40代の前半だったと思います。
40代までに毒親から開放されておいて良かった
今は すっかり母を憎む気持ちも無くなりました。
嫌いどころか
世の中から居なくなれ!
と思っていましたから・・・
本当にあの頃に自由になれてよかった。
今は・・・こう思っています。
母も未熟だったんだ。
大人になるまで面倒をみてもらった。
普通に学校も出してもらえたし、それは感謝してます。
理想の母では全然なかったけど・・・
わたしも 母に対して求めすぎてたのかも。。
そんな風に思えるようになりました。
もちろん、
全部を許すことは到底できないけれど
その段階は過ぎました。
もう過去のことになりました。
膿を出し切ったからだね!
▼わたしが膿を出し切った方法はこちらに書いています▼
(アマゾンアンリミテッドで無料で読めます)
今の母の状態とわたしの気持ち
年配の人が入院すると急にボケたりするのを
祖母の様子を見て感じていましたが・・
母も入院して病気は治りましたが、
筋力が衰えて すっかりおばあさんに。
そして最近話すこともなんだかしっかりしていない。
モノ忘れも目立って増えてきました。
母もきつい言葉を吐かなくなりました。
あの母が弱気に・・・
別人みたい。
いろいろ経て、50代のわたしが介護寸前の母を見て思うこと
最近、なるべく母を外に連れ出すようにしています。
毎日だとわたしも精神的にきついので父に頼んだり、
孫の散歩の時に一緒に散歩をします。
孫がいるだけで
ワンクッションあり、
気持ち的にもラクなのです。
これから介護が遠からずやってくるのでしょう。
その時を遅らせるために
できることはやっておきたい。
わたしにとって介護はまだ未知の世界なので
今のうちにしておくといいことなどを知りたいです。
しかし
あの大嫌いだった母の手を引くとは思いもしませんでした。
母の歩みと同時にゆっくりゆっくり歩くわたし。
あのころのわたしにはありえません。
もしも あの時に
毒親問題に向き合っていなかったら・・
そう思うと怖くなります。
きっと介護なんてできないと思います。
これからきっと
キ~~ッと言いたくなることもあるだろうけど
まぁその時はその時。
(またブログに吐き出します笑)
もしも過去のわたしのように
「まだじぶんは親を許せていない」と思うことがある人は
ぜひ、早いうちに向き合うことをおすすめします。
若いほうが良いに越したことはありませんが
何歳になっていても遅くはありません。
(今日より若い日はありません)
また、親が亡くなられてても
じぶんを癒やすことは重要だと感じています。
最後にわたしが毒親から開放されるのに
参考にしたものの1部を紹介しておきますね。
わたしの本もぜひ参考にしていただけたらと思います。
ちょっと待って!絶縁せずに毒親から逃げ出してしあわせになる本
不幸な結果にならないように
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