コロナウィルスに感染してしまい、
暇なのでアマプラで観た「PLAN75」
こういう時に観る話じゃなかった・・・
けれどいつかは観るべき映画かもしれない。
映画『PLAN 75』公式サイト (happinet-phantom.com)
50代が観た「PLAN75」は暗くてつらい・・・でも考えさせられる題材だった。
少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度<プラン75>が国会で可決・施行された。様々な物議を醸していたが、超高齢化問題の解決策として、世間はすっかり受け入れムードとなる
映画『PLAN 75』公式サイト (happinet-phantom.com)
当事者である高齢者はこの制度をどう受けとめるのか?若い世代は?<プラン75>という架空の制度を媒介に、人は何を選択し、どう生きていくのかを問いかける作品が誕生した。
自己責任の世の中で現実が厳しい今の日本の延長線上にある話
この生き方になってしまった原因は自己責任。
そう言われてしまったら
年金をもらう年齢になっても必死に働いてそれを解雇されてしまったら
先に主人が逝ってしまったら
家を持たずにずっと賃貸だったら
(いやむしろ莫大なローンを抱えて家を購入しても貯金が残らなかったら)
生涯独身だったら
勝ち組や若い人にだけ
優しい世の中に恐怖を感じました。
→もうそうなりつつある現実世界にも
75歳くらいで1度「まだ生きますか?」と飲み薬を与えてくれたらいいと考えてた少し前の若いわたし(少しネタバレ)
こんなことを思っていました。
痴ほう症になるくらいなら
胃ろうを入れられてチューブだらけの姿で生きていくなら・・
せめて少しでも意思のある時に
自分で飲める薬があれば・・・(自分で逝く)
と。
そんな考えは全く若さの驕りでした。
じぶんがその年齢になったときに「自分で決めて自分で逝く」ということが
現実的にわかっていなかったからです。
この映画はそれをリアルに想像させてくれました。
(以下ネタバレあり)
ミチの横で薬を吸ってどんどん意識を失っていく老人。
それを見たミチは選択をそこで変えて生きながらえる道を選びます。
心底ホッとした瞬間でした。
まとめ 「PLAN75」を観て政治家の人や日本国民は考えてみてほしい。
自己責任ばかり言わないで
どんな人にも平等にわたしたち国民が安心して歳をとっていける世の中にしてほしい
と切に願います。
PLAN75はこちらから観れます。
アマゾンプライム申し込みページ先日はこちらも観ました。
映画『老後の資金がありません!』公式サイト (rougo-noshikin.jp)
56歳、老後はもうすぐです。